上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--/--|スポンサー広告||TOP↑
20130415.jpg


『頃は四月九日の事なれば、前の小丸山の躑躅(つつじ)盛りにて嶺も尾上も輝くばかりなるに、思いも寄らず小丸山の腰を廻(めぐ)りて家康公の御旗本備の先手、井伊兵部少輔直政六七千、家康公の御旗本をかけ一万ばかり押し来たる。
井伊が家は家中、武具馬具などまで皆赤備なれば山の躑躅の赤色と共に曜(かがや)き渡ければ、小丸山は皆敵の勢の様にぞみえにける。』



 桜の季節が終わってしまいましたが、今は躑躅(つつじ)が盛りです。
躑躅、それも特に真っ赤な躑躅を見ると、私が必ず思い出してしまうのが『森家先代実録』にある上記の一節です。長久手の合戦で森長可と井伊直政が対峙するシーンであります。
なお、私の判断で原文に送り仮名や読み仮名( )をほどこして読みやすくしてあります。
 
 『出し抜いたはずの敵が、なぜ戦に最善の場所を陣取ってここにいるのか。』
という森長可の強烈なショック、そしてその長可の眼前に広がっていただろう井伊の赤備え一万余騎の真っ赤な景色が、鮮やかな躑躅の色とともにフラッシュバックしてくる気がして、言い方はおかしいですが、なんとも美しいシーンに思えてしまうのです。
スポンサーサイト

04/16|もり語録コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
この記事にコメント
名前:
コメントタイトル:
メールアドレス:
URL:
コメント:

パスワード:
管理人だけに表示:
管理者にだけ表示を許可
この記事にトラックバック
プロフィール

うきき

Author:うきき
戦国に生きた森一族が大好きです。
いつか戦国武将・森長可の騎馬像を鋳造するのが夢です。

カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
タグ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。